かき小屋
川柳日記
♪終わりだと 思うと行かなきゃ で牡蠣小屋♪
冬期のみ限定オープンのかき小屋へ。
焼き牡蠣1kg1500円、ボトルワイン1200円、と結構なお得感。
八景島海の公園に期間限定でおったてられるプレハブ小屋は、牡蠣を焼いたり、こじ開けたり、むしゃぶりついたりする人々で溢れかえる、独特の空間。
黙々と炭火で自分たちで焼いたそれを、原始的にムシャムシャ、ハフハフする人々を眺めていると、ラッコも人も大して変わりが無いんじゃないのかという、錯覚に陥る、八景島シー(恣意)パラダイス。
♪終わらきゃ 行かずに近場で 飯食った♪
この大盛況、期間限定だからこそかな。
結局皆、限られたものに弱いのよね。
お金とかさ~。若さとかさ~。原油とかさ~。
♪かき汁を かき氷だと 読み違え♪
散々食べて飲んだら、デザートにアイスが食べたくなる。
プレハブ小屋の壁に“かき氷”のお品書き発見!
よく見ると、かき汁だった。
人って都合の良いよう物事を判断するのね。
仕方が無いのでトイレ脇にある、17アイスの自販へ。
抹茶あずきモナカをパクつきながら、プレハブを後にする。
♪歩き食い アイスとんびに さらわれた♪
あっと言う間の出来事に呆然。
超カロリーオフ。
♪とんびから カラスがアイスを ぶんどった♪
野生の王国実写版。
カラスの馬鹿にするような『ガ~~~~』という泣き声と、運動能力は高いのにお頭がカラスには負ける鳶の『ビィィィ~』という悲しい叫び声。
まぁ一番の敗北者はワタシですがね。