とりあえずB

飲むべきか 呑まれるべきか それが問題だ

チェンライ3日目

(タイ25日目)チェンマイ~タートン~メーサローン〜チェンライ

感激しました“ワットロンクン”。
これをデザインされたチャルーンチャイ氏は天才と形容する他ありません。

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圧倒される程、繊細な造りの外観。

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そして本堂内(撮影不可)の大いなる裏切りは、視覚だけでは無く、思考にまで訴える芸術。
一歩入った瞬間、外とのギャップに身震いし、一瞬で彼の虜になりました。
このお寺は境内全体で人間を表現したものなのではないのか。
本堂は意外とシンプルな人の頭の中をシニカルに表現したものではないのか。
この境内全体は、
この世に生まれ出る過程を体験する胎内巡り”の続編、生まれた後の自分を見つめ直す“体内巡り”なのでは無いか。
などなど、妄想は尽きず。
相田誠の“天才でごめんなさい”じゃぁ無いけれど、チャルーンチャイ氏は100回謝ってもらっても、謝り足りない程の大天才ですわ。

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ロスト&ファウンドコーナー。こんなに忘れ物ってあるのですね。このセンスも最高。

午後はバスにてメーサイ方面にあるドイ・トゥン・パレスとガーデンへ。
チェンセン行きのバスに乗り、チケット係に“ドイ・トゥン”と伝えれば、モーターサイの待機している場所に降ろしてくれる。(歩き方にはバーンフアイクライ下車と書いてあるが、この地名を言っても、誰も知らないので注意です☆)

このガーデンも本当に素晴らしくて、今日は感覚に栄養を与える日だなぁとシミジミ思う。

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小腹も空いたし、ガーデン内にあるカフェで一休みしようか・・・
と思うも・・・おっと!
お金に無頓着なワタシは毎度の事ながら所持金チェックを怠り、パレスとガーデン以外、周辺の観光名所を見られないどころか、お茶をする余裕すら無い事に気付く。
モータサイ屋に周辺も見たいと伝えていたのを急遽撤回し帰る事に相成りました。
持ち金が無い事を知ったモータサイ屋が、その後、入場料の要らないビューポイントや日本語を喋れるタイ人のお宅へ連れて行ってくれた御陰で、住人に出して貰ったお茶を飲む事が出来ました。
更には、
『帰りのバス代はあるのか?無かったら今日は無料で良いよ。』
という優しいモータサイ屋のオッチャン(多分年下)。
その言葉に感動し、明日も来る事を約束です。

(今日の川柳)
♪昔から 所持金チェックを 忘れます♪